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​ようついぶんりしょう

​腰椎分離症

 腰椎分離症は発育期に体を反らしたり捻ることを繰り返すことで発症するとされています。これら負荷が蓄積され、腰椎(腰の背骨)の「椎弓」と呼ばれる部分に疲労骨折を生じます。これが腰椎分離症です。

 分離症の予防のためには、体の柔軟性を獲得しておくことが重要になります。

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早期に発見できれば元の状態に骨を戻すことができますが、時間が経過して重症化すると時間がかかるだけでなく、骨が癒合する確率も低下します。患部の固定の有無は、年齢や画像等から判断します。

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成長期に多い疾患なので、ここでスポーツ現場にあてはめて考えてみましょう。関節の動きと組織を絡ませた考え方に「ニュートラルゾーン」と「エラスティックゾーン」という考え方があります。 例えばあなたが体を前にを曲げていくと「きつい」と感じる所がありますし、逆に反っていっても「きつい」と感じる所がある思います。この「きつい」と感じるゾーンを「エラスティックゾーン」と言い、間の安定したゾーンを「ニュートラルゾーン」と言います。

理学療法セッション

​スポーツでは色々な動作がありますが、このうち問題が起こりやすいのは、「きつい」と感じる”エラスティックゾーン”です。身体に柔軟性があればエラスティックゾーンでスポーツ動作をするシーンは少なくなりますが、硬いとそうはいきません。つまり体の柔軟性がないとスポーツ動作で腰の骨に負担をかけやすいのです。

​リハビリでは、身体の柔軟性を上げスポーツ時の”エラスティックゾーン”を減らす必要があります。

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