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早期に発見できれば元の状態に骨を戻すことができますが、時間が経過して重症化すると時間がかかるだけでなく、骨が癒合する確率も低下します。患部の固定の有無は、年齢や画像等から判断します。
成長期に多い疾患なので、ここでスポーツ現場にあてはめて考えてみましょう。関節の動きと組織を絡ませた考え方に「ニュートラルゾーン」と「エラスティックゾーン」という考え方があります。 例えばあなたが体を前にを曲げていくと「きつい」と感じる所がありますし、逆に反っていっても「きつい」と感じる所がある思います。この「きつい」と感じるゾーンを「エラスティックゾーン」と言い、間の安定したゾーンを「ニュートラルゾーン」と言います。
スポーツでは色々な動作がありますが、このうち問題が起こりやすいのは、「きつい」と感じる”エラスティックゾーン”です。身体に柔軟性があればエラスティックゾーンでスポーツ動作をするシーンは少なくなりますが、硬いとそうはいきません。つまり体の柔軟性がないとスポーツ動作で腰の骨に負担をかけやすいのです。
リハビリでは、身体の柔軟性を上げスポーツ時の”エラスティックゾーン”を減らす必要があります。
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