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高齢者に対する関節リウマチ治療

東京のホテル椿山荘でシンポニーの講演会がありました。静岡県からは2人だけという少しawayな感じがする会でしたが、実臨床に役立つ内でした。最初の演題の三村先生はinflammagingという造語を強調されていました。加齢と加齢に関する疾患は大部分炎症によるものであるという内容でした。杉原先生は、高齢者に関する問題として、腎機能低下CKDの問題や、フレイル、サルコペニアのお話をされていました。ステロイドは、ステロイドミオパチーの問題もありなるべく早く減量すること。製薬会社主催の講演なので生物製剤の利点を強調されていました。極論生物製剤はサルコペニアにも有利であり、ステロイドと対比していました。ステロイドは、サルコペニア、骨粗鬆症、抑うつ、動脈硬化に悪影響を及ぼす反面生物製剤はそれらのリスクを下げるとのこと。

京大の橋本先生は、運動習慣のある人はリウマチになりにくいしリウマチの活動性も下げる。運動の抗炎症効果や抗TNF効果があり運動して筋肉をつけるとRAは落ち着く。ロイシンやビタミンDも重要。高齢者だからと言って生物製剤をためらう理由はないとのこと。できればMTXも使いたいが低分子化合物のためいろいろ合併症でやすい。全体的にはためになる講演であった。ホテルの椿山荘は素晴らしかったかった



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