• ないとう整形

日本臨床整形No3 漢方

最終更新: 2019年7月17日

漢方についてのランチョンセミナーがありました。自分も医者になってから25年を過ぎようとしていますが、早い時期から西洋医学と東洋医学の融合を夢見てきました。数々の漢方の勉強会の中で今回はベスト3に入る有意義な講演会でした。疎経活血湯はあらゆる整形外科疾患に有効であり痛みとともにむくみも抑えることができ、甘草が少ないので副作用も少なく使いやすいとのこと。足がつる人は芍薬甘草湯だけでなくこれも有効だと話していました。へバーデン結節には桂枝加朮附湯と加味逍遙散が有効とのこと。加味逍遙散は派手で明るい口紅の人が合っているとのこと。肩こりにも葛根湯と並び有効。炎症性関節疾患は越婢加朮湯+大黄牡丹皮湯が有効。治打撲一方やあらゆる外傷、小児運動器疾患に有効。頸部痛や肩痛に治打撲一方と麻黄附子細辛湯、神経症状がある場合は抑肝散でもいいとのこと。ストレスいっぱいでまくしたてる人は加味逍遙散と香蘇散。漢方は万能ではないが、西洋医学の補完としてはとても有効だと思う。富山医科薬科大学に短期留学したころの新鮮な感覚がよみがえってきました。


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