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整形外科領域の漢方治療

静岡市で整形外科に関する漢方治療の講演会がありました。講演内容はごく一般的な内容で自分にも十分理解できるものでした。五臓,気血水、陰陽、虚実などの考え方を復習しました。自分も五十肩には二朮湯をよく使いますが、これは急性期の3から4週までにしか効果がなくその後は苓桂朮甘湯などの利水剤や冷えが強い場合当帰四逆加呉茱萸生姜湯などが有用です。漫然と使用している場合もあり注意が必要です。興味深かったのは、疎経活血湯や桂枝茯苓丸などの駆お血剤と五苓散、柴苓湯などの利水剤との組み合わせが有用とのことでした。単剤で使うことの多かった私にとってはいい勉強になりました。また柴苓湯は柴胡剤であるので使用に注意が必要です。CRPSや術後、外傷後は病態として水毒とお血なので合材が有用。慢性疼痛に伴う心因的な要素があれば抑肝散も併用してよいそうです。不眠には酸棗仁湯や加味帰脾湯が使いやすいとのことです。今回の一番勉強になったことは、やはり病態を考えた合材の使い方でしょう。明日からの診療に役立てたいです。

静岡、富士、沼津、三島付近のためになる勉強会には積極的に参加しているので平日でもスケジュールがタイトで、今日も医師会野球で内転筋肉離れした後に何とか静岡にたどりつけました(;^ω^)。


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