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岳南脳神経研究会

今回の講演会は脊椎がメインであるが、脳神経外科の先生がたくさんいました。脳神経外科の先生の考え方を聞くのもいい勉強になりました。前半の藤枝平成記念の高橋先生は教科書的な話と、最近話題のヘルコニアや頚椎の人工椎間板の話などよく短時間でまとめてわかりやすくお話しされていました。後半の井上先生は神経内科の先生らしく緻密な診察のに役立つお話をされていました。中枢神経と末梢神経の違いや、神経根には神経周膜がなく障害に弱いことや髄液に浸っており排泄の機構でもあるとのことでした。脊髄の痙性が強くなると階段を降りるのがつらくなること。Brown-Sequared synd や、後索障害のRomberg徴候の重要性についても強調されていました。

また、前脊髄動脈症候群、後脊髄動脈症候群、亜急性脊髄連合変性症、ギランバレー症候群、平山病、多発性硬化症など少しなじみの薄い疾患についても解説されていました。多発性硬化症は痒みを訴えることがあるが、かくと気持ち悪く、皮膚科的な痒みはかくと気持ちが良い。指腹のしびれは頚髄に腫瘍がある場合があると了解しました。実臨床に有効な話もされていました。また、ALSの診断ではfasciculationが大事、感覚障害がない、Babinskiiは出にくいsplit-hand、腱反射は活発などの特徴を強調されておりました。最後に「脊髄は縦糸と横糸」と神経内科の先生らしい重みのある格言で締めました。今日は大塚製薬の山本君に感謝をしなければ!とても勉強になりました。とても勉強になりました。



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